Archive für Januar 2007

初春

あっというまに終了しました。横浜ダンスコレクションR。
観にいらして下さったお客様、関係各位の皆様、本当にありがとうございました!

東京に暮らしていた頃の感覚をもとにベルリンで製作したREMでしたが、
ようやく日本で上演することができてとても嬉しかったです。
実はこの作品を日本でやることはとても難しいと感じていました。
ここは街のイリュージョン度が強すぎて、情報量の多さを反射神経で処理することに慣れしまい、
必要性を感じて作ったシーンも何だか血が通っていない感じがして、「この違いは何だ??」と
東京でのリハ中ずっと違和感がつきまとっていました。
ベルリンと東京では体の居場所があまりにも違い過ぎて…
日本とドイツでは”ひとり”という言葉が持つ世界にもかなり開きがあることを改めて感じました。

国や人によって違う意味を持つ”私”と”ここ”を探りたくて作ってみた、21日の”here_hear”(仮題)は
とりあえずの実験状態だったため、色々と手際の悪かった所やラジオが聴こえなかったというお客さんも
いたようで、申訳ありませんでしたm(_ _)m
次回はもう少し美しい形でお届け致します!

なにはともあれ、とりあえずOFFで今は京都に。
西陣の古い街並みに気持ちがしっとり落ち着く夜です。
もう長〜いこと日本旅行をしていなかったので、ここから九州そして屋久島まで足をのばす予定。
ゆっくり日本を味わってまたベルリンに戻ります。

いよいよ

明日に迫りました。ランドマークホール!
心配していたベルリンの劇場との質感の違いも、なかなかいい意味で違った方向に持っていけそうです。
久々の日本の舞台、スタッフの方々の協力的で素早い対応に感動したり、ペースの違いに戸惑ったり道に迷ったりですが、とても新鮮で楽しいです。
このまま気合いをいれて本番に臨みます。

というわけで、みなさん明日!!

”REM-The Black Cat” and more…

新年早々ですが、わたしの久々の日本公演のご案内です!
HPと重複してしまいますが、しつこく宣伝です(笑)
なかなか日本で公演する機会がないので、少しでも多くの方にみて頂けたらと思います。
ポーの”黒猫”を題材にした、かなり気合いの入ったソロ作品です。
2004年の東京での試演から激しく成長した姿で帰って参ります。

また、1月21日(日)12時半頃から、赤レンガ倉庫で開催されるショーケースでも
10分足らずの個室パフォーマンスをする予定です(無料)。
こちらはお客さんの中にいかに個人的に滑り込むかをテーマにした、まだ実験段階の
ゆるいパフォーマンスですが、どうぞあわせてご覧下さいませ。主催者サイト

みなさまのお越しを心よりお待ちしております!
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横浜ダンスコレクションR <受賞者公演>主催者サイト

2006年 横浜Solo×Duo<Competition>+にて各賞を受賞した振付家、
杏奈【未来へはばたく横浜賞】
浜口彩子【グループ部門 審査員賞】
川口ゆい【ソロ×デュオ部門 審査員賞】の3作品を同時上演

2007年1月20日(土)19:00開演(18:30開場)
会場:ランドマークホール
料金:前売 一般3,500円(当日4,000円)
学生2,500円(当日3,000円)

[主催] 財団法人横浜市芸術文化振興財団/横浜赤レンガ倉 庫1号館/ランドマークホール
[公演に関するお問合せ] 財団法人横浜市芸術文化振興財団(045-682-2015)
[ゆい扱いのチケットのお申込]  yuikawaguchi@hotmail.comでメールのみ受付けております(枚数とお名前、連絡先をご明記下さい)

川口ゆい上演作品
”REM - The Black Cat”
rem_quer.jpg
エドガー・アラン・ポーの短編小説“黒猫”をモチーフにしたソロメディアダンスパォーマンス。
疾走感のあるダンスと、cellの映像による緻密な空間演出、そして観客一人ひとりが違う瞬間に見る”情報 — 幻”を生み出す LED saccade-based displayを身体に縛り付けた”処刑台”による激しいラストシーンが、メディアに溺れた大都市に暮らす人間の混乱と孤独を描き出す。
2006年ベルリンのタンツターゲフェスティバルで上演され、地元紙で”クレイジーで、ストレンジで、素晴らしい!”と絶賛された本作品完全版の日本上演となる。

<作品ノート>
妻殺しの罪で絞首刑となった“男”…
情報化され、永遠にモニターの中に漂い続ける“殺された妻”。
男の魂は無名の肉体に生まれ変わり、
情報という過去の残滓に溺れた世界で生きる。
いびつな空間から再び彼を脅かす、“黒猫”の幻。
心は解放を求めて、再び肉体を処刑台へと送るのだろうか…

川口ゆい:構成・振付・出演
マリア・アドリアナ(66b):VIDEO出演(殺された妻)
田畑哲稔(cell) : 映像
篠木貴久(cell):プログラミング
居村貞信:カメラ&編集
渡邊淳司:LED saccade-based display
ファビアン・ブライシュ:照明・装置
Justine+ARAMAT(Paris/Berlin) : 衣装
協力:Dock11 Berlin, スタジオルウ
制作協力:橋爪南海子(オフィスルウ 03-3413-4172)

謹賀新年

あけましておめでとうございます!

おかげさまで、とても楽しかった盛りだくさんの2006年を駆け抜け、2007年に辿り着きました。
今年の荒波を予言するかのごとく激しい風の吹き荒れるベルリンの元旦ですが、
風になびく葦の構えで何事も楽しく乗り越えていこうと思います。
…と、筆調?がびびりがちになってしまうのは20日に控えたREMの緊張のため。
なんだか新年も落ち着かない私です(笑)

なにはともあれ、皆様にとっても素敵な1年となりますように!
今年もどうぞ宜しくお願い致しますm(_ _)m
yui_gemaelde.jpg
2007年 元旦 
かわぐちゆい

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